初めてのジャニーズコンサート。生命の誕生。地球のあゆみ。
【前編】
制作開放席システムは人生を狂わせる。 - いわゆる普通の女の子
•*¨*•.¸¸☆*・゚前回までのあらすじ•*¨*•.¸¸☆*・゚
いっけなーい😵❗地獄地獄っ💦あたし、生まれたてのジャニーズオタク❗初めてのコンサートが18時間前に決まっても〜大変😭❗私の人生は一体どうなっちゃうの〜😫⁉️💥その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった。 ──────
席に着いた。
スタンドのAという席だった。
右にデカいモニターとデカいステージがあって、前にデカいステージがあって、左にデカいステージがあった。
う〜〜〜ん…………………………デカい。
入場したのがギリギリすぎて、心臓の筋トレをする暇がなかった。急いでスマイルアップシールドを曇り止めシートで拭いている様子は誰がどう見ても完全にDJだった。3人目のCreepy Nutsとしてスカウトされたらどうしようかと思った。思ってない。
おちつけおちつけ。
配信見てる。セトリ暗記してる。演出も覚えてる。セトリ変わったのも知ってる。レポも読んでる。
この戦、勝てる!
自信しかなかった。自信の塊。
かかってこい❗❗❗
この私が相手や❗❗❗❗❗
小指で倒してやらァー❗❗❗❗❗❗❗❗
(暗くなる会場)
ドゥ〜〜〜〜〜ン……(Mad Loveの最初の音)
田中樹さんの声
「𝑌𝑒𝑎ℎ...𝑀𝑎𝑑 𝑙𝑜𝑣𝑒. 𝑇ℎ𝑎𝑡’𝑠 𝑎𝑙𝑙 𝐼 𝑤𝑎𝑛𝑡...」
オギャーー❗❗❗❗❗❗
\おめでとうございます❗元気な女の子です❗/
生まれた。
今年からこの日が誕生日になった。
ジャニーズは、SixTONESは、田中樹くんは、そこに、いた。
まだ影しか見てないのに涙で頬にナイル川ができた。
鳥肌で皮膚がモヤッとボールみたいになっていた。
膝の皿が粉砕したのか、立っているのがやっとだった。
苦しい。
田中樹くんの声で沼落ちした人類なので、田中樹くんの声から始まるの、苦C。超えて苦Z。
コンマ1秒で大敗した。
それでは1曲ずつレポしていこうと思います。
1.Mad Love
ギャアアアアアアアカッコイイイイイイイウワアアアアアアアアSixTONESさんすごいいイイイイイイ
2.Dance All Night
ギョエエエエSixTONESさん出てきたああああうわあああああデカいいいいいああああうわあああああ
3.NAVIGATOR
ひいいいいいいいいカッコイイイイイいいぴぴぴゃゃゃゃゃあああああああ樹くんのラップを聞いているううううアアアアアギャアアアア
記憶がございません。
脳!何をしているんだ!脳!コラッ!脳!
公演中は1曲につき六法全書クラスの感想を抱いていたはずなのに、全てがお空へ飛んでいってしまった。
覚えてる数曲だけ、思い出してみる。
So Addicted
シル🚨ニアファミリー あかりの灯るエッチなお家が出現した。あの小部屋は一体何。小部屋?小部屋だったっけ?ファミ席で鍛え上げた野鳥の会スタイルであの小部屋を見た。小部屋じゃなかったかもしれない。小部屋だと思ってる。双眼鏡を覗いたら、すごい世界が広がっていた。あのー、すごかった。ここまで書いて気づいたが、覚えてなかった。すごかったのはすごく覚えてる。
Laugh In the LIFE
「あ、私の膝ってバネ入ってたんだ」と気付かされた曲。多分ちょっと浮いてた。この世にこんなに楽しいことがあるなんて、なんで義務教育で教えてくれなかったんだ。楽しすぎて顔の筋肉がテロンテロンに溶けた。七福神の誰よりも福がありそうな顔をしていたと思う。幸せを噛み締めすぎて奥歯が粉々になった。覚えてなかった。
EXTRA VIP
アアアアーーーーーーーー
ンンンアアアーーーーーンンンン
人生!
ずっと息ができなかった。
海女さんより潜水できたはず。
冗談抜きでこれのせいでしばらく眠れなくなった。
6のつく時間に新曲を解禁するという伝説のスーパーエキサイティング激ヤバイベントのときから、私はこの曲に、狂わされている。
諸行無常。
Strawberry Breakfast
ストーンヅさんが歩いている…(ライブ中ジャニーズさんが下界を歩き回る時間ってなんて言うんですか?)と思っていたら、樹さんが真正面でピタッと止まってそのままラップを始めた。
心臓もピタッと止まった。
全身の筋肉が硬直して春まで飾ったままにしてしまった鏡餅よりカチカチに固まった。
父母の顔が頭に浮かんだ。
あたりまえ体操だが記憶はない。
Bella
セクシーセニョリータ。
イカれたユーザーネームを見てもらえばわかると思うが、私はセクシーセニョリータを愛し、セクシーセニョリータを育て、セクシーセニョリータと暮らしている。セクシーセニョリータって何?
海苔よりノリノリになってしまったが、周りを見たら割とみんな落ち着いていた。恥ずかシーセニョリータ。(笑うところです)
記憶がないよーー❗❗❗
ママーーー❗❗❗❗❗❗
あの時間、私にできることは呼吸しかなかった。
記憶は全然ないが、SixTONESさんは本当にかっこよくて、素敵で、デカくて、歌が上手で、ダンスが上手で、お顔が天才で、本当にかっこよくて、かっこよかった。そしてかっこよかった。ギラッギラッギラッに輝いていた。ガチ!これはガチ!ほんまやて!ガチ☝️😤❗
出会えてよかった!って何十回🎶も何百回🎶も何千回🎶も心で叫んだ。
偶然の出会いでここまで人生が豊かになるなんて想像もしていなかった。
毎日元気と勇気をくれるアイドルという存在はなんて素敵なものなんだろうと思った。
縁がないと思っていた男性アイドルのコンサート会場に自分がいて、初めてのライブ、初めてのMC…!
SixTONESのMCは校長先生の話【総集編】くらい長いと聞いていたので、頑張ってついていこうと覚悟していた。
毎日元気と勇気をくれるキラキラジャニーズのMC
「外周ち🧞♂️ぽ事件っていうのがあってw」
???
人生を豊かにしてくれたスーパーアイドルのMC
「6本のち🧞♂️ぽが並んでたのにw」
????????????
怖い。
怖すぎる。
稲川淳二の新作?
さっきまでキッラキラに歌って踊るスーパーアイドルのライブ会場にいたはずなのに、気づいたら中学2年生の教室にいた。
ついていくとかじゃなかった。
完全にコーナーで差をつけられた。
影だけで私をタコ泣きさせた男は、ち🧞♂️ぽの話で笑い転げてマイクに前歯をぶつけていた。
ライブは全部忘れたのに、ち🧞♂️ち🧞♂️の話はくっきりはっきり明瞭に覚えている人が完成した。
どうしてくれるんだよ。
どうなってんだよ。
好きだ。
MCと曲の高低差で耳をキーンとさせていたら、アッという間に終演してしまった。
夢と現実の区別がフヤンフヤンになったまま、日本海をひっくり返したような大雨の中を歩いてブロンコビリーへ行った。
あの日食べた肉の味を僕たちはまだ忘れられない。(あの肉)(あの花)
肉を体に埋め込み、オタクと夕方家に帰った。
「今日という日が終わるなんて……」
「いやだ……ずっと夢見てたい……」
「むり……現実なんて無理…………」
という地獄のキャッチボールしかできなかった。
終わらせなきゃいいんです❗❗❗
気づいてしまった川平慈英。
気がついたらホテルにいた。
地元公演なのに。
そこからはライブの感想を述べ合ったり、
(2人とも記憶がなかったので「最高」「マジで最高」「最高裁判所」しか言ってない)
一緒にANNを聴いて地元メールを送ったり、
(渾身の作品を送ったときにはもう全てのメールを読み終えていた)
夜中の3時から撮影会を開催したり、
(そんな持ち方すな)
ベッドのシーツをドアに貼り、Mad Loveの再現VTRを制作したりした。
余韻で寝れないオタクによる体を張った再現レポを見ています。地獄? #oneST pic.twitter.com/AJ0fyAnnXu
— セクシーあこchanセニョリータ (@175cm666kg) 2021年4月17日
朝5時からTrackONE -IMPACT-を開幕したりもした。
大人、たのしすぎっ!
次の日もEXTRA VIPの再現をするためだけに科学館へ行ったり、おなまえしーるを作ったり、いろいろしたが、なんてったって、ずっと楽しかった。見りゃわかる。
私魔女のキキ!こっちはEXTRA VIPに狂わされて閉館アナウンスが流れるでんきの科学館へ突入し、プラズマボールを撫でるオタク。 pic.twitter.com/J51V5iU6hT
— セクシーあこchanセニョリータ (@175cm666kg) 2021年4月18日
たまごクラブ ひよこクラブ pic.twitter.com/dfmKnyGmC3
— セクシーあこchanセニョリータ (@175cm666kg) 2021年4月29日
人生、たのしすぎっ!!
怒涛の2日間だったけど、この世の全ての喜びをギュッッッッとしたような時間だった。
将来ボケたとき、この2日間の話を1兆ループくらい孫に話してしまう。
またSixTONESさんに会えるように日々徳を積んでいきたいと思っている。電車でサラリーマンの背中についてる糸くず取ったりしてる。
出会えてよかったSixTONES。
人生に彩りをありがとうSixTONES。
これからも応援させてくださいSixTONES。
大好きだ。
キャーーー❗❗❗って叫べるライブに行ってみた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗
おわりがおわりじゃないみたいだ。
おわり。